高3の夏かな。
外国へ外国人の友達んちへ遊びにいったんだけど、夜にパーティーがあった。
外国で、ほとんど言葉も通じないとあって結構孤独だったし、友達も彼氏と喧嘩中であまりかまってくれない。
で、パーティーが終わりに近づいて(午前3時とかかな)、ウェイターが隣にどかっと座ってきた。
友達の元彼で彼女の処女をちょうどその日に奪ったやつで(毎年同じ日にパーティーがある)、
座った時に汗、香水、タバコのまじった男らしい匂いがした。彼は19だったかな。
顔はあまりよくないけど、女の扱い方が上手くて、なんかオーラも発してたな。
そこは田舎で、特に若いやつら同士みんなそれこそ子供のころからの知り合いで、へんなやつではなかった。
そんで友達が「帰る?」って聞いたとき、彼が「こいつ、今日は俺んとこで泊まるんだ。いいだろ?」って。
とっさに「うん」とか言ってしまい、友達はめっちゃびっくりした顔をして、でも家へ帰った。
その時の自分のことは今でも信じられないな、本当についていくんだもん。
私はそのまま彼とトレーラーハウスへ。初めてじゃなかったけど、めっちゃエキサイティングだった。
まだ子供でバカだったとは思うけど、後悔はしてないな。