オナニーが脳に与える大きなダメージ

若年成人のオナニー常習者と非常習者の脳には差異があることが明らかになった。
写真はC-スキャンで撮影されたもので、扁桃体(上) 、側坐核の中の差異を色で現している。
側坐核とはクルミの形をした脳の快楽中枢だ。その側坐核の灰白質は、炎のように光り輝いていた。
これは密度の著しい増加を現している。
マサチューセッツ病院の依存オナニーセンターに所属するジョディ・シルマンはパソコンの画面を見ながら
「オナニーへの適応の表れだと考えられます」と意見を述べた。これは脳がオナニーへの曝露に適応し、
オナニーを求めるための報酬システムの経路が誕生したということなのだろうか。
シルマン博士は18歳から25歳までのオナニー常習者20名を被験者に、C―スキャンで撮影した結果を検証した。
シルマン博士は、その撮影結果に驚いた。日に1度のオナニー常習者さえ、脳の2つの部位で構造的な変化が
はっきりと確認されたからだ。それは被験者のオナニー頻度が増えれば増えるほど、変化は明確だった。