俺もやった
夕方ふいに見たくなって行ったがついた頃にはまわりの風景がハッキリ認識しづらい程ほど薄暗くなっていた
ガッカリしたのもつかの間逆に自分の姿が見えなくなることに気づき
しばらくあたりをブラついて時間をつぶし真っ暗になるまで待った
家の前の庭にはまだ取り込まれていない洗濯物が干してあった
そっと近づき手探りでそれらしきものを探り当て激しく高鳴る胸を抑えつつポケットにブツを突っ込む
一目散に自転車で走り去った
民家から離れたバス停のそばの外灯の明かりの下でブツを確認
娘か母のものかわからないが確かに女性のものだった
果報にしたことは言うまでもない