カミングオーガズム聴いてきたよ。

やばい。2016年のベストがちちのひ2016だとすれば、2016年度のベストはこれになるかもしれない。
今までのドライ系って、全身のどこかに快感があるのを意識して、それを半ば意識的に(意識させられて?)増幅していって快感が全身に波及していって絶頂する、みたいな感じだと思うの。
それが、この作品だと全身のあらゆるところが快感発生ポイントになるって言えばわかるかな? とにかくやばい。
体のあちこちから快感が発生して、快感と快感が合わさって大きい波が来て、きちゃうの。やばいの。
快感が溢れすぎてもはや苦しいくらいで、でも力が抜けちゃう暗示を入れられてるから何もできなくて、全身から生み出される快感をただただ受け止めることしかできなくなっちゃう。
自分の中の「ドライ絶頂」という概念が書き換えられる作品だった。

あと何というか、暗示のかけ方もうまいのかな。普通の作品だと俺はある程度意識的に「ああ、そういう暗示ね」みたいに把握してるんだけど、この作品だとあんまり意識せずに、でもトリガーみたいなのが来るとめちゃくちゃきもちよくなっちゃってた。

冷静になって考えてみると、中〜上級者向けの作品ではあるのかな、と思う。
ドライの絶頂を体験済みで、ある程度簡単にドライで達することができるくらいの人を想定してる気がする。
途中の「エナジーパート」でPC筋を呼吸と一緒に動かしてね、と言われたりするし。

セルフは一切無し、射精描写もなしの、ひたすらドライ特化作品でした。
これ以上ないくらいにきもちよく、しあわせになれます。