アネロス入れてオイルマッサージ受けてきた
その9

「これ、気持ちいい?」
涼子様は右手の指三本を差したまま、左手の指三本で私の蟻の戸渡りあたりをグニッと押し込んできた。前立腺を両手の指で内側と外側からサンドイッチする格好だ。
「オォ〜〜!」会陰部から痺れるようなたまらない快感が骨盤全体に拡がる。
ゆっくりと涼子様が指を出し入れする。オイルの滑りが良く、ズルズルと臓物が引きずりだされるようなきわどい快感が沸き起こる。
指がゆっくりと引き抜かれる時は、魂まで抜き取られる快楽であった。
「あぁん!そこぉ…!」
「フフ、だいぶほぐれてきたみたいね。」
「ア、アウゥゥ!ワワワ!」
「姉歯さん、オチンチンのつけ根のあたり、ギューって締めてみて?」
「あぃぃ…」
言われた通り、PC筋を閉めると、同時に涼子様の指先がクンッと曲がり、私の前立腺を軽く押し込んだ。
「ヒャァァ〜〜〜…」キィーンと響く耳鳴りとともに、頭の中が真っ白になりそうな快感がずっと続いている。
「ァアァアアア〜〜」私は女性の指によって、初めてのドライオーガズムに導かれた。
「姉歯さん?」左手で優しく内腿や会陰部をさすりながら、涼子様は問いかけた。
「イッちゃいました?」
「あぶ、はぶ、あぶぅ〜〜…」全身をビクビクと痙攣させ、未曾有の快楽にむせび泣いていた。
「フフ、女の絶頂を味わったでしょう?わたし、オイルマッサージも得意だけど、お尻のマッサージもなかなかのものなのよ。」
射精を伴わないドライオーガズム。アネロスを挿入してその高みを目指すも、どうしても越えられなかった頂に、一気にかけ上がってしまった。
まさに、射精の100倍の快感。私はあまりの快感の強烈さに、トランス状態でイキまくり目尻から涙を溢れさせていた。