その17
私は早くも重度の禁断症状に苛まれていた。
(涼子お姉様の指やオチンチンで、もう一度、せめてもう一度だけ、責めてもらいたい…ッ!)
「ン?どうしました?姉歯さん」
ニヤニヤと意地悪な笑みを浮かべている。
涼子様は黒のワンピース姿で、タイトなミニスカから白くスベスベの太ももが眩しい。
よく見ると、腰には今もディルドーが取りつけられ、女らしからぬ巨根が屹立し、スカートをまくり上げこちらを睨みすえている。
「ひょっとして、アレですか?さっきしてあげたばかりでしょう?」
コケティッシュな表情で焦らしてくる涼子様は両性具有の女神そのものであった。
セクシーなワンピース姿に黒い巨大な疑似ぺニスを装着した涼子様。美しい流し目を送られると、ジュンジュンと後ろの奥の疼きが止まらない。
(そ、そんな目で…見ないでぇ…)
「だめですよ?姉歯さん。やりすぎはお身体に毒です、本当にクセになっちゃいますよ?」
こんな風にした当人は、白々しくも相手の体調を気遣っている。
私は矢も楯もたまらず、土下座して涼子様に懇願した。
「お、お願いです!涼子様!も、もう一度、私にご慈悲を!お尻の穴をぉ!い、イジメテ下さい!」
フーッ、と深い涼子様のため息が聞こえた。目の前に見える涼子様の素足。その足の甲で私の顎をグイッと持ち上げた。
「あぅ!」
「顔を上げなさい」
奴隷の顔を無理矢理上げさせると、女王はニッコリと微笑み、しゃがみこんだ。
「もう〜すっかり病みつきになっちゃったみたいね…」
両手で顎を持ち上げ、軽く揺すってくる。犬にしてやるスキンシップのようであった。屈みこんだ涼子様の股間の逸物が目の前にそびえ立つ。