井川遥編その7

「もしもし、あなた?」
「も、もしもし…ど、どうしたんだ…?ア!」
遥は妻との会話中だというのに、ゴリゴリと容赦なく前立腺への刺激を加えてくる。片手を伸ばし、乳首も二本の指で挟みキリキリとねじり上げながら刺激してきた。
「イイイ、ヒィィ〜!」
四つん這いの姉歯の前の壁には大鏡が掲げられている。そこには男の最大の泣き所を責められ、歓喜と苦痛にサンドイッチ状態で泣き顔のように歪んだ姉歯の表情が映っていた。
一方の遥はそんな姉歯の様子を楽しむかのようにニヤニヤと妖しく微笑み、うっすらと目を細めサディスティックな表情を浮かべている。
「な…何の用なんだ…あひぃ!い、今は…忙しいん…ひあぁあ!」
「ち、ちょっと、貴方、大丈夫?最近仕事が忙しそうだから、体調が大丈夫か心配で、電話したんだけど…」
ゴリッ!と、一際強く硬いシコリが弾かれた。
「だ、大丈夫びゃぁ!い、今取り込みちゅうだから、イヒッ、き、切るぞぉ!」
姉歯は息も絶え絶えに電話を切った。
「イヒッ、ヒッ、ヒィィ〜〜!」
「そんなに早く切って、大丈夫だったんですか?もっとゆっくり話されたらよろしかったのに…」
指先でさんざんいたぶっておきながら、白々しくも相手を気遣う口調で語りかける遥。
中指と薬指で、前立腺を挟み込むように押し込み、爪の研がれた綺麗な指先でグツンと刺激を加える。
「アゥッ!アウッ!も、もう結構です!や、やめて!」
教授は部下に対し敬語で嘆願した。
「だぁめ、まだまだよ。まだ前菜しか召し上がってないんですもの…どう、もう一本?」
「えぇっ!?」
更に指をねじ込むというのか。姉歯は自分の肛門が引き裂かれ出血するのではないかと心配になってきた。
だが、丹念に時間をかけてアナルを責められているせいか、徐々に肛門括約筋は柔軟にほぐれ、さらなる異物を加えこむ余地をみせていた。