卑猥なSさんの股間の匂いに、Sさんの言葉に、そしてSさんの疑似ぺニスが現在進行形で、私を追いつめてゆく。
だが、不思議な事に、しゃぶればしゃぶるほど、その味は恐怖を払拭してくれる。
フェラチオという、女にとって究極の奉仕、相手への服従、屈服を示す行為。男でありながら、崇拝する女性にそれをさせられている事実に、心の奥底から淫らな欲情が湧いてきた。
同時にアナルの肉の奥が疼き、ねじ込まれたユーホーシンをキュンキュンと締め付ける。
開発の進んできた私の直腸は、女の子宮のようにジュクジュクと疼くような快感を感じている。私は目をつぶって一心にフェラチオにのめり込んだ。その有様にSさんはニヤリとほくそ笑んだ。
「フフフ、いがが?私のオチンポのお味のほどは?」
 「はふ、はふ、いい、いいです」上瞼と頬を赤く染めながら、私は答えた。
「フフッ、お気に召したみたいねー、食べず嫌いはイケマセンよ?」「ハヒ」
今や私は、肉棒に飢えた女のように、自ら擦り寄って口を使って奉仕した。舌を淫らに使って、巧みに舐めしゃぶった。