しかし、何故私を指名して下さったのだろう。確実に何か意図があるはずだ。
単に、奴隷のように尽くす私なら仕事がやり易いというだけなのか、今回のプロジェクトを通じて私を成長させ、もう一皮剥かせるためなのか…。
あるいは、私を真の奴隷に堕としこむためなのか。
私がIさんにどんな思いを抱いているかなど、Iさんはお見通しのはずだ。
先日、Iさんの影響で脳内に快楽ホルモンが大量に分泌された状態でアネロスMGXを挿入し、究極のドライオーガズムを体験出来た。
Iさんに対する偶像崇拝から派生した催眠状態がオキシトシンを、アネロスの前立腺刺激がドーパミンの過剰分泌をそれぞれ促し、それらの
ミックスは脳に深刻なダメージを与えつつも、何物にも替えがたい快楽を生み出した。
Iさんの前に全裸で四つん這いでひざまづき、ストッキングに包まれた美脚で顔や股間を踏みつけられたり、細くしなやかな長い指先でアナ
ルをほじられ前立腺をグニグニと刺激されたり、とどめにIさんの股間にそびえ立つ女らしからぬ巨根の疑似ペニスで激しくアナルを犯され
失神するまで責められる妄想。
全身を甘い悦楽がヒタヒタと包み、いつまで経っても終わらないオーガズム。
Iさんに優しく激しくなぶられるシーンをリアルに想像しながら迎えたドライは、脳の快楽許容量を遥かに超え、器から快楽が溢れかえった。
以来、仕事中も休日も、常にIさんの事ばかり考え、頻繁に夢想するようになった。Iさんの事を考えているときは、とても幸せな気分だ。
毎日がIさん浸けの状態となった。脳が甘い毒に犯されているようだった。