その4

「ンフフ、やっぱり…大学の部活の練習中もずっと私の脚見てたもんね。でも、触るだけでいいの?」
「え?」
「遠慮せずに言ってみなさいよ、してみたいことを…言ったら叶うかもよ?」
「あぁ…部長…で、では、部長のおみ足の匂いを嗅がせていただいてもよろしいでしょうか?」
興奮のあまり、声が上ずりながら破廉恥な要求を口にする。
その声を制するように、柴咲は黒いヒールを脱ぎ捨て、ストッキングに包まれた爪先をKの眼前に突きだした。
甘酸っぱい女の足の芳香がKの鼻粘膜を刺激し脳髄をとろけさせた。たまらない匂いであった。
「おぉう!」歓喜の雄叫びを上げ、Kはかつての後輩の足を大事そうに抱え、自らの鼻先を押し付け香りを堪能した。
「あらあら、鼻なんか鳴らしちゃって、いやらしい…Kさんってやっぱり凄い変態なんですね」
とろけそうな表情で美脚に頬擦りし、たっぷりと芳しい女の足の匂いを胸一杯に吸い込むKを柴咲は侮蔑の笑みで見つめる。
足の裏でゴシゴシとKの顔を擦りたて、顔面を蹂躙する。同時に、Kの激しく勃起した股間をももう片方の脚でグリグリと踏みにじってやる。
「おほぉう!」女王様の脚による被虐に、Kはなすがまま、されるがままであった。