その7

半ばパニックになりながら、股間を手で隠しつつ柴咲とともに部長室を出る。
ちょうど部長室から15メートルほど廊下を歩いたところに女性用トイレがある。
「ここよ。さあ、入りなさい!」
「ええっ!?」
無理矢理トイレに押し込まれる。他の女性社員に見られたら大変な事だ。
そのまま、Kはあっという間に個室内に引きずり込まれてしまった。
ガチャリと鍵をかけられる。
「フフフ…もう逃げられないわよ。ここでたっぷりと可愛がってあげる。」
「!!そ、そんな…こんなところでぇ!」
バシーン!
「ヒィァァ!」
「静かにしな!ローション無しでぶちこまれたいの!?」
「……」
強烈な平手打ちを頬に食らい、Kは痛みとショックで声が出せなくなった。
トイレには彼ら二人の他には誰もいない。一流企業のトイレだけあって、清掃は行き届き、個室は広々としていた。
柴咲は黒のジャケットスーツを脱ぎ、黒いフレアのスカートも脱いで、上の棚に置いた。
上半身はこれまた黒のミニスリップ、下半身は黒のガーターストッキングに、黒いシルクのスキャンティ。
もちろん股間には例の巨大な疑似ぺニスを装着している。
黒を基調としたコスチュームを身にまとう女王の凄絶な美しさを目の当たりにし、Kはため息が出そうであった。
柴咲は両手をKの乳首に伸ばし、ギュウギュウと指先で捻り潰す。
「くあぁぁ!あぁ!」
「ずっと前から私にこうして欲しかったんでしょう?んん?」
ギュウギュウとつまみ潰されながら固くしこり勃起している男の乳首。
「ハヒィ!ヒィ!ハイ!ヒィャ!」
「このクソマゾが…もう犯されたくてウズウズしてるんだろ?ほら、ケツ出しな!たっぷり可愛がってやるから」