韓国で、酒に酔った状態でスタッフを70cmの長さの棒で刺して死亡させた容疑の子どもスポーツセンター代表が検察に送致された。
ソウル・ソデムン(西大門)警察署は7日、殺人容疑の子どもスポーツセンター代表の40代男を検察に送致した。
7日午前7時44分ごろに姿を現した男は、「遺族に言いたいことは?」、「酒はどのくらい飲んだのか」といった取材陣の質問に
「本当に申し訳ございません」と言った後、護送車に乗った。
男は犯行当日の午前9時ごろに自己申告し、警察は男を暴行致死容疑で緊急逮捕した。男は警察の調べで「Aさんと一緒に酒を飲んでいて
暴行した」という趣旨の証言をしているという。
その後、国立科学捜査研究院は「被害者は70cmの長さの棒に肛門が刺さり、臓器が損傷して亡くなったようだ」という1次死亡解剖の所見を出すと、
警察は容疑を殺人に変えて逮捕状を申請した。ソウル西部地裁は今月2日、「逃亡の恐れがある」として男に対する逮捕状を発付した。
警察は男の簡易薬物検査をしたが、陽性反応は出なかったという。男と被害者が日頃から円満な関係であり、携帯電話のデジタルフォレンジックでも
日常的な会話だけがあったとし、男の犯行動機はまだ把握できていないという。