イラン人男性(50)の肛門から250mlのペットボトルが摘出された。

男性は掴みやすいボトルの口を下にして押し込んだものの、奥深く沈みこみ自力では抜けなくなってしまった。妻にバレることを恐れ、彼はこのことを3日間も隠し通していたという。

男性は腹痛を訴え、食事も摂らず、トイレにも行けない状況に。これを心配した妻が病院に連れて行くことになり、原因が突き止められた。ホメイニー病院の医師によれば、そもそもなぜペットボトルを挿入したのか男性は話さなかったという。

症例報告より
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https://doi.org/10.1002/ccr3.6062

外科医は男性患者を麻酔で眠らせ、肛門内に鹵獲されていたボトルを”ゆっくりと注意深く”回収。幸い体内は傷ついておらず、破裂や出血などは見られなかったという。3日の入院を経て男性は全快した。

イギリスでは2021年に同様のケースで来院した人の数が約400名を突破。年間34万ポンド(約5600万円)ほどの諸費用が税金から賄われていることが分かっている。