0934名無しさん@ピンキー (ワッチョイ a3c6-7iBv)
2022/10/17(月) 15:47:23.62ID:G++1dgA70ふむ、そろそろ答え合わせしておこうか
フレネルレンズによる恩恵を正しく理解していないエンドユーザから文句言われ続けようと、フレネルが採用され続けているのには、それなりのふかーい事情があるにはある
フレネルが採用し続けられたのは、VR黎明期から今まで「90FPS(Hz)以上維持」、「VR酔いを防ぐ」、「SDEを極力減らす」がVRを普及させる至上命題だったから。
現在Picoスレで「酔った」や、「いままでより酔いやすい気がする…」報告が多いのは、新機種で慣れてない新規が多いのもあるが、
フレネルでは無く、パンケーキレンズでしかもレンズがかなり大きい(スイート等見える部分も大きい)ことが主原因のひとつと思われる。
スタンドアロン機である、Picoやメガネ型のMeganeXなどは酔いを防ぐよりは、小型軽量化が至上命題であり、そちらに重きをおいた戦略を取っただけで、あくまでもそれが「必要だったから選択しただけ」。
以下、VRレンズ開発者のレポ和訳
フレネルレンズは、不快感やVR酔いの原因となる動的な歪みを最小限に抑えるために特別に設計されていることをまず理解してください。
フレネルレンズは、低質量、低コスト、サブピクセル構造の隠蔽、SDEの充填、その他私が読んだおかしな陰謀説(安いから、作るのが簡単だから等)のために選ばれたわけではありません。
私たちが望む全体的な最適化、特に単一素子で視線位置依存の歪みを最小化するために、唯一の実用的なレンズ技術だったのです。
ただ単なる安いレンズではないので、うまく作るには特別な装置が必要です。
しかし、これは嬉しい偶然で、もし従来のレンズが私たちが気にする軸で同じパフォーマンスを達成できるなら、迷光を減らし成形を容易にするために、わずかな質量増加を喜んで許容するでしょう。
私たちの目標は、酔い感度の低い人から吐き気をもよおす人まで、すべての人にうまく機能するレンズを作ることでした。
また、一度酷い酔いに見舞われたら忘れられない人もいて、そのような人は、泳ぐような光学系のHMDを永久に使い続けることはできないでしょう。