作用はアドレナリン受容体a2の優先的な遮断
一定量を超えるとa1受容体、セロトニン受容体の遮断及び5-HT1Aの部分作動(部分アゴニスト)
さらに超えるとドーパミン受容体遮断

分かる人から見ればすぐ分かると思うが、古めの抗精神病薬によくある作用に見える

a1受容体は前立腺や尿道にも存在していて、そのa1を遮断すると
前立腺や周囲にある平滑筋の弛緩、前立腺の縮小、尿道弛緩が起こる
(この作用の為に前立腺へ効くと言われていたのだと思う)

ただ、選択的なa1遮断薬はいくらでも存在するので(シロドシン、タムスロシン等)
わざわざこいつを選ぶ必要性は特に感じられない


a受容体遮断薬→テラゾシン、ミアンセリン等
a1選択的遮断薬→シロドシン、タムスロシン等
セロトニン、ドーパミン遮断→リスペリドン、ハロペリドン等のSDA
同じ受容体等の遮断→ミルタザピン等
血管拡張、ED対策→各種PDE5阻害薬

みたいに同じ作用を持った薬はいくらでもあるし
塩酸塩はアメリカだと医薬品扱い、サプリでも5-htpクラスのリスクはあるものなので
扱いには十分注意してほしい所
連投失礼いたしました