来々軒という本屋があった
看板をつけかえない
ジョークもあった

アスペは言った
「ラーメンを出すべきだ」と

彼女は、自分の想定に
社会や周囲があわせるべきだと言う

街の人々はその本屋の
外見と中身が違うことを理解していた
そのようなパターンを1つのジョークとして概念化したのだ

女のほとんどは、いわばアスペルガーのようなものである

彼女はときおりその本屋に訪れては今も言いつづけているそうだ
「ラーメンを出せ」と