締め具を掛ける前に、まず馴染みを良くするために改めて茎の部分を鞭で叩きのめします。四方から滅多打ちにされるとますます出血して、ついには血しぶきが
飛び散りますが、慈悲深いちさ子様は気にもなさりません。
締め具は二組用意されていて、既に鎖が食い込んでいる三ヶ所の間の部分に取り付けられて締め上げる様です。
それぞれは2本づつの角材とボルトを漢字の井の字の形に組み合わせてあって、ボルトのツマミを回して締め付けます。角材の内側には無数の突起が植えられています。それなりの厳しい苦痛が与えられる様に、とのちさ子様の有難いご配慮がうかがえます。