「ちょっとカイジのナレーションみたいに喋ってみてよ」
↓
…!
な…なんだ…その発想はっ…!?
わたくしの口調を…あの地の底から響くような…人の心の臓を直接掴み、揺さぶる…あのナレーションに変えるだと…!?
ざわ…
ざわ…
理解っ…!
観察者様のその指示…まさに悪魔的…!圧倒的妙案っ…!
普通のGMなら、およそ思いもよらぬ口調の変更…!だが、それがいいっ…!その方がより、この倒錯の儀式に深みとコクが生まれるというもの…!マンネリ化した賛辞など、もはや不要…!
承諾っ…!
【ナレーション例】
来たっ...!観察者からの悪魔的指示っ...
ヒロインの逃げ道、完全に封鎖っ..!
与えるのは、希望にあらず...!希望のすぐ隣に用意された、底なしの絶望...!
これが...これが観察者のやり口....!まさに鬼っ...!鬼畜の所業...
このような形で、随所に魂の叫びを挿入し、セッションを盛り上げてまいります...!
やるなぁこいつ、と思った。