ボールに見立てたニアたんを蹴る遊びを思いついたため、冗談でニアたんにボール役を頼みたい
ニアたんは特に怒るわけでもなく、ハァ、と溜め息とも生返事ともつかぬ声を発しただけだったため
お?反応が薄いなニアたん!もうボールになったのか!と言いながらニアたんを足で突っついて絡んだところ
ニアたんはギロリとこちらを一睨みし、今度こそ明らかに、「ハァ…」と溜め息をついた後
「私がボールですか、いいでしょう…」と言うやペタンと床に正座をして
そのまま土下座するように身体を折り曲げて雪見大福のポーズをしたものの
次第にプル…プル…と背中の稜線を震わせ始め、苦しげなか細い声で
「これ以上丸くなれません…私はボール役に不適格です…ううっ…」
と嘘泣きをし始めて設定に乗ってくれたニアたんがあざとくて可愛かったため、床に膝をつき
これは蹴っても転がらないな…と呟きながら、ニアたんの身体を撫で回しコロコロ転がして遊びたい