わ・く【沸く】 の意味
出典:デジタル大辞泉
[動カ五(四)]《「湧 (わ) く」と同語源》
1 水などが熱せられて沸騰する。また、適当な熱さになる。「湯が―・く」「風呂が―・く」
2 感情が高ぶる。熱狂して騒ぎたてる。「ファインプレーに場内が―・く」「勝利に―・く」
3 発酵して泡を立てる。「ぬかみそが―・く」
4 水が激しくたぎり流れる。さかまく。
「川の―・きたる、滝の落ちたる」〈宇津保・祭の使〉
5 金属が熱せられて溶ける。
「(大仏ノ)御身は―・きあひて山の如し」〈平家・五〉


わ・く【湧く/×涌く】 の意味
出典:デジタル大辞泉
[動カ五(四)]
1 水などが地中から噴き出る。「温泉が―・く」「石油が―・く」
2 涙や汗が出る。「くやし涙が―・く」
3 虫などが、一時に発生する。「しらみが―・く」
4 ある考えや感情が生じる。「疑問が―・く」「興味の―・かない話」「勇気が―・いてくる」
5 物事が次々と起こる。ある現象が急に多く現れる。「雲が―・く」「人々の間から拍手が―・く」