だが日本のジャンクフードなど、まだまだ甘い。世界一の肥満国家・アメリカでは、聞くだけで胸焼けするような食べ物が続々と登場しているのだ。その一つが「揚げバター」。
ここ数年、アイオワ、インディアナなどアメリカ中西部で大人気となっている禁断の食品である。
どうだろう、名前だけでも嫌な予感がしてくるのでは? レシピはいたって簡単、かつ異常。バタースティック丸ごと一本に、シナモン・蜂蜜入りの衣をつけ、油で3分ほど揚げる。そして砂糖ソースをかければ出来上がり。
一口かじれば溶けたバターがドピュッと飛び出し、ズボンが汚れること必至。
大人も子どもも唇と指をギトギトさせつつ「シナモンロールみたい」「フレンチトーストっぽいね」などとのたまい、むさぼり食うのである。ウエップ。これがアイオワ州で大人気の「フライド・バター・オン・ア・スティック」だ。
猫又、これ、食べたいと思う。
猫又がアメリカに行ったら、いろいろなものを食べまくりそう。