>>279
む…… ……むぐぅ
そもそも我輩の前で他の雌というか、女子の話をするのがお門違いであろうが〜…
たしかに、前までは人間であれば許容しておった。寛容な精神の塊な猫だったけれども
今となってからは、ナァ
こんなに愛を満たされながら、妬かぬというのも無理なきことであろう…? ジト
あーあ、報われぬな? 我輩…… …… ……くふっ
なんてね、そこまで愚かではないよ。ふふ

まぁ、こうして愛人ならず愛猫として傍にいるのが一番であるな。はやく孫の顔が見たいとせびられることもあるまい
そこらへんは頑張りたまえよ、主様? 人の道をいくのであれば、ね
……うんにゃ。らしくないピロートークであるな
キミのせいだぞう。ほれ、むにぃ…… クスッ
……かぷ
……そんなに病んでそうに見えるかい? 好きな子が他の子と仲良くするのを見るのは、わりと辛いのだけども
愛欲は満たせても、心までは…… ……
……ん、む。なんと乙女な顔をするようになったものか
自分でもびっくりだよ。まさかキミの瞳で自分のこのような表情を見るとは
て、照れくさいな…… 今更ではあるがっ
……あぅ、なんだよ……
我輩だって好き好んで爪を立てているわけでは、ないんだぞ…… ムスゥ