>>283
……んん、ん。そ、そうであるなっ、コタツくんは確かにそろそろ欲しいところだ
安心するがよい、ちゃんとキミも“愛して”あげるからね…… くふ。ふふふ
はいはい、洗い物ね。よっ、ふふふ…… ニフ
乾く暇もないとはよく言ったもので…… 乾燥しやすい時期には良いやも?
ぁ、そう、あのね。我輩も、あの……
…… …… な、なんでもない! っ、コタツくんの足の高さは例年より高くしといてねっ! ドタドタ


…… …… ……。
…… むぅ…… ぅぅむ…… ピチャ
(思わず残り湯に浸かってしまった……)
(火照った体にはちょうどよい温度ではあるが……)
主様、あんなこと思っておったのか…… カァァ
…… ……うぅ、だが。しかし……だな…… ブクブク
(我輩だって、もっと彼と愛し合いたいし、そりゃ、ゆくゆくは……)
…… いつからであろうな、とんと覚えがない、や
…… ……タガが外れた気分、とはこのようなものかなァ…… ブクブクブク
わ、我輩にとって、彼は、主様は〜〜…… ァー…… ペタ
くふん…… こんなとき、相談できるまともな妖怪がおらぬのは我輩の人徳の無さよな……
……そも、こんな顔見せられぬではないか。物思いにふける…… ましてや色恋沙汰の…… カァァ
……そろそろ上らねば
主様にみられる…… ……うむ…っ ペチッ
…… ……っというかくそ寒っ、いっ!!!? ハッ
はやくおこたに入りたいぃぃ…… 髪、髪は……
……梳かしてもらおうかな…… へへ… キュゥ
(今は数秒でも彼のそばにいたい。そんな気分である)