遅れた!

>>318
ひに゛ゃぁ〜…… 窓、窓か…… うぐ…… モゾモゾ
あれぇ、おかしいなァ、身体が重く、布団から出られぬナァ
そういう妖術がかかった快眠型布団であるかなァ…… チラッ
…… …… だめか…… ちぃっ! パサッ
ガラガラガラ ピシャ
さむ…… さむ…… さむぃ…… ズボ
今気がついたがここの暖房あまり暖かくならないね
窓を開けるは失策であったか…?

うーー、寒い。ずるいぞ主様、我輩にも暖を取らせたまえ
ぎゅぅぅ〜…… くふ、温い。天然の湯たんぽだね
大丈夫。すぐに我輩のほうが温みを上回るから、猫を舐めるな
まぁ、最後にはどうせこうやって二人で同衾するのだ。手間が省けて良いではないか……
それともあれか。キミはあれがやりたかったのか
修学旅行とやらの、目玉イベントと噂に名高い。別々の布団で頭だけ出して語らう系のイベント…!
今気になっている異性。数々の打ち明け話…… そして見回りの先生…… からの寝たふり……
面白そうだよなァ。わかる、わかるよ我輩は
俗物であるからな、枕投げはともかく、旅行先での寝る前アレコレは確かに楽しみたい……
妖怪だけで泊まりにいくと大抵宴会からの酔いつぶれ→気がつくと朝コースだからなァ
どうだい。我輩と青春…… しない? ワクワク