>>72
子供の心で線香花火を眺めていた二人は
火が落ちた瞬間大人に戻って
暗闇の中で二人はね……
いやでもなんかあれだな
真っ暗になる度に妖怪が一匹ずつ増えそうなんだよな
気づいてみたら周り全部妖怪に囲まれてたりしてな……
怖い怖い

おっ、待て我輩
歯を磨かずに寝るつもりか
しゃぶった口のまま寝るなんて俺は許さんからな
ちゃんと歯磨き粉つけて……
こうして並んで歯磨きしてるとこう……
一緒に生活してるんだなって感じする
飯食ってるときとかもそうだけど
ほら我輩早すぎ
もっとよく磨いて……終わったら二周目磨くの
我輩を魅力的に保つことは俺の使命だと思ってるから
この辺については容赦しないぞ