冬の時代を乗り越えたことでかえみと民は安心していた

しかしそれは慢心だった
あれだけ万全に思えた食料もすぐに底をつく
3日もたたず餓死者が出始め
月が終わる頃にはかえみと民の実に1/3が失われていた

後の世にいう「うー、ちゃんと備えてればよかった飢饉」である