>>407
女神「なーんか、大人ぶったこと言ってるらしいじゃない?」
みと「…何の話?」
女神「楓ちゃんの話」
みと「何のことか分からんわ」
女神「あらー そうなんだ」
みと「…」
女神「余裕だねぇー」
みと「は?」
女神「余裕なんだねぇーって」
みと「……余裕?んなもんあるわけっ!だいたいこっちは人ひとりの人生狂わせるかどうかって… 分かってるよね?」
女神「人ひとり…ねぇ…」
みと「…」
女神「美兎ちゃんさぁ…」
みと「なに?」
女神「いい加減、相手のことばかり考えるの、やめた方がいいと思うんだなぁ、女神は」
みと「…そんな物騒な助言をする女神は知らん」
女神「それにさぁ、楓ちゃんにちゃんと…… 愛してるって言ってる?」
みと「ブハッ ゲホッ ゲホッ」 「はぁ!?何言ってんの!?馬鹿なんじゃないの!?」
女神「美兎ちゃん。どんなに相手のことを想っててもね、信じてもらえなくなったら終わりだよ?」
みと「…それのなにが悪いの?ほっといてよ」
女神「……女神にそういう可愛くないこと言うと…」
みと「なによ」
女神「楓ちゃんの話に付き合うの辞めちゃおうかな…」
みと「!?…………あの…」
女神「…なに?」
みと「……すいませんでした…」
女神「……ううん、ごめんね…」
みと「……その……ちゃんと考えるから…もう少し…お願い…」
女神「…うん…わかった… わかったのだわ。」