>951乙りましたね

「楓さん楓さんちょっと聞いてくださいよ」
「なぁに真面目な話?後ちゃんな?」
「宇宙ってあるじゃないですか宇宙、スペース。ギャラクシーですよアレ」
「わかるよー宇宙!後それっぽい英語で無理せんでええよw」
「無理してませんよ溢れ出す私のいんてりじぇんす?ですよ。それでですね、
聞くところによると今ある私たちの宇宙の他に何か、全体的に薄い?とにかく別の宇宙があるらしくてですね、
それが何かの拍子で入れ替わってこっちの宇宙がパッと消えちゃうかも知れないって話を読んじゃって。」
「何それこっわ!ていうかまた変な話仕入れてきたねー美兎ちゃん何処でそんなもん拾ってくんの?」
「いいじゃないですか宇宙、ロマンてやつですよロマン。
それでですね私以前話した死後の話じゃないですけど色々考えちゃって、一人悶々としてたんですけど何処かにぶちまけたくて、そしたらそう言えば丁度私の四方山話に大体何時も付き合ってくれる樋口楓っていう物好き女がいたな、と」
「んふっふw悪かったなー物好き女で。それでどうしたん?」
「私達普通に生きてるだけでも地震やら事故やらで怪我とか死んじゃったりしてやりたいこととか出来なくなっちゃう可能性があるのに、
宇宙とかにいきなりバーン!されるかもって考えたらこれもう寝てる場合じゃないな、と。やれることやっとかないとなーって焦っちゃって」
「さすがに宇宙バーン!wは考えたことなかったけど焦っちゃう気持ちはわかるなー。それで美兎ちゃん何かやりたいこと思い付いたの?」
「それがですね、私個人でやりたいことって結構バシバシ出るんですけど、
そう言えば誰かとやるとかそういうのあんまり考えたことなかったなーと思い立ちまして、
楓ちゃん何か私にして欲しい事とかしたいことあります?」
「えぇー!そんなん急に言われてもw
…んー、うーーん、んーーーー!」
「えwひょっとして絞り出しても何も無いんですか!?結構傷つきましたよこれ話ふった私が何かアホみたいじゃないですかw」
「ちゃうってぇ!何でそこでネガティブなんwそうじゃなーくーて!」
「じゃ何なんですか言ってみて下さいよほらほら」
「……一杯ありすぎて絞れんかっただけ!ハイおしまい!」
「いや一杯あるんなら一個くらい教えて下さいよw」
「やーだ!恥ずかしいもん!後で言う!」
「何恥ずかしがってるんですか今さらw」


静けさに染み入るかえみとの音ぉ