空気読まずに
等身大の僕ら 河村 の粗筋と感想










雅貴は経理部のデキる上司で恋人
公式の粗筋通り、ヒロインの異動を機に同棲を提案される

残業のあと雅貴の家に誘われるんだが「僕の場合、絶対同棲しておいた方がいいと思うから」とか言われて不穏
ヒロインが風呂から出たあとブラを着けてると、女の人は皆そうなの? 着けない方がすぐ触れられていいのに…いやエッチな意味じゃないよ、とかも言ってくるちょっと謎
もっと広い部屋に引っ越すだろうからこのベッドでのエッチも最後かな、とイチャイチャ
「広いベッドでもくっついてくれる?」って言うのが可愛かった
乳首攻めも長め、クンニもたっぷり、恥ずかしがるヒロインをからかいながら、クンニの時さえ「痛くない?」とか気遣ってくれて優しいんだけど…言うこと無しの甘いエッチ

休日、新しい家具を買いに行く二人
食器棚を選ぶにもとにかく周到に調べてあって「便利なアプリがあるんだよ!」とか雅貴は言うんだけどちょっと不満なヒロイン
しかしいざ帰りに車に載せようとするとうまく入りきらない
まあ雅貴は大丈夫大丈夫と何とかする

ヒロインのみ休日出勤する朝、雅貴は約束通り夕食を作って待ってると送り出す
しかし…ヒロインの帰宅にビビりまくる雅貴
引っ越したことで帰宅時間が早まったのを忘れていたらしくキョドり具合がヤバい
ゆっくりお風呂にでも入っておいでよ、のゆっくりの言い方が変すぎて笑った
しかし風呂は栓がしてなくて空
部屋はなんだか甘くスパイシーな香り
まさか浮気?と訝るヒロインに雅貴は降参する

雅貴は実は超のつく不器用で要領も悪い
経理という天職に出会っただけで、学生時代はポンコツを理由に振られたこともある始末
だからヒロインのために必死で取り繕ってた
今日も料理に二回チャレンジして全て失敗し、代わりの惣菜を買いに行こうとしてシナモンの瓶もひっくり返した
こんな情け無い気分は無いとマジで落ち込む雅貴に、何故何でも一人でやろうとするのか、手伝わせてくれないのかと怒るヒロイン
今までもそう言ってたらしいけど雅貴はただの善意だと思ってたんだよね
ヒロインの不満に驚き、一緒にやろうという言葉をやっと受け入れる雅貴
等身大の雅貴が好きなんだとヒロインが伝えると、僕よりしっかりしてるそんなとこも好きだよとギュッと抱きしめてくる
他にも沢山好きなところがあるんだよ、と言いかけるのを遮るヒロインに、「いいの?じゃあこれだけ…愛してる」と改めて言うところがめっちゃ良かった
ヒロインも照れてたけど私も感激した

やはり雅貴はブラのホックが苦手で、本音は毎回うつ伏せになってもらいたいレベル
でも気負わなくて良くなった今はスムーズにいく
フェラしたいというヒロインに、すぐイッちゃいそうだから手でして、って言うのが可愛い(特典でわかるけど雅貴はフェラ未経験)
ヒロインに触れる時も今までは卒なくやろうとしすぎて色々声出し確認しちゃってたんだよね
ちゃんと君の顔を見てればこんなに感じてるのが分かったのにね、隠さないで見せてって優しく煽ってくるのがエロい
キスマークが一回でつかなかったりしながらも、取り繕わない素の二人のエッチが深くて良かった
射精音はスプラッシュマウンテンばりの勢いがある作品だった

かわいいかわいいと言ってくれる雅貴がかわいく感じる優しい話
些細だけど当人たちにとっては大きなことを乗り越える話を、ちょっとコミカルに河村が丁寧に演じていてあったかい気持ちになった
地味な話も好きな人にはお勧め