右肩手術から復活を目指すソフトバンク・松坂大輔投手(36)の、今季中の一軍復帰の可能性がさらに遠のいた。

 18日、登板予定だったウエスタン・リーグの中日戦(ナゴヤ球場)は雨天中止。右臀部の張りのため10日の二軍戦を3回で途中降板して以来の登板となるはずだったが、ナゴヤ球場の屋内練習場で、ブルペン調整に切り替えて57球を投げ込んだ。

 前日(17日)に名古屋入りした際、すでに雨天中止を覚悟していた様子の右腕は「天気予報が悪かったから雨が降った時点で、もう(試合は)ないかなと思っていた。ブルペンでの状態は良かった? 投げられるから来ているんで」と淡々と話した。

 今後は23日まで二軍戦がないこともあり、倉野投手総合コーチは「痛いですけど、雨だけはどうしようもない。(一軍登板が)今日の中止でゼロになったわけではない。(次回登板は)決めかねています」と渋い表情で、
松坂も「次回登板? 言われてない。この後のスケジュール次第です」。復活へ向けて厳しい状況から抜け出せないでいる。
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