阪神・能見篤史投手(37)が来季セットアッパーを務める可能性が21日、浮上した。22日の広島戦からブルペン待機する左腕。今季残り6試合がテストの場となる。

 左の中継ぎが手薄だったチーム事情からのアイデアだ。加えて今季はセットアッパーの不振も目立ったことで生まれた能見の“転向案”に金村投手コーチは「球が速い左が欲しい」と説明。
 続けて「八回はコーディ(サターホワイト)がいるから。展開によって七回はあるかもしれない」と、状況に応じて登板させる方針を示した。

 今季は開幕からローテを守った能見。17日のDeNA戦が先発としての最後の登板となった。この日はチームと共に広島に移動。経験豊富なベテランが培った投球術を生かす。
http://www.daily.co.jp/tigers/2016/09/22/0009512017.shtml