阪神・横田慎太郎外野手(21)が、11月26日から台湾で開催されるウインター・リーグに2年連続で派遣されることが6日、分かった。
 同じく青柳晃洋投手(22)、坂本誠志郎捕手(22)、横山雄哉投手(22)、石崎剛投手(26)も参加。来季飛躍を期す若虎が、武者修行に出る。

 同リーグは12月18日までの予定でNPB選抜2チーム、台湾からはプロとアマチュアの2チーム、さらに韓国と欧州が参加し、合計6チームで競い合う。
 日本はウエスタン、イースタンの覇者であるソフトバンク、巨人のメンバーを中心に構成。球団の垣根を越え、競争し合える環境も成長を加速させる。

 横田は、昨年の同リーグで19試合に出場して打率・302、2本塁打。掛布2軍監督が海を渡って直接視察に赴く中で結果を残し、自信を深めていった。さらに、翌春のキャンプ以降も好調を持続。今季の開幕スタメンを勝ち取った。

 現在、横田は他の4選手と共に「みやざきフェニックス・リーグ」に参加している。掛布2軍監督に「数字より形」と教えを受け、打撃改造から活路を見いだそうと奮闘中だ。オフ期間も休まない。雪辱を期す4年目へ、今年も大海原を渡る。
http://www.daily.co.jp/tigers/2016/10/07/0009560031.shtml