パ・リーグで「一番いやらしい打者」は? 「いやらしい」とはもちろん、「スケベ」という意味ではない。打席で粘り、球数を投げさせる打者を指す。
 今季、3年連続となる奪三振王に輝いた楽天・則本昂大投手(25)に選んでもらった。シーズン216三振をマークした空振りを奪う名人だが、「いやらしい打者」の説明をすると、「たくさんいるなあ…。1人だけを選べません」と空を見上げた。

 そこであらかじめ、記者が独断で選んだ候補者3人を挙げた。ソフトバンク・中村晃外野手(26)、ロッテ・角中勝也外野手(29)、日本ハム・中島拓也内野手(25)。いずれも投手泣かせの厄介な打者といわれている。
 すると、則本は渋い表情を浮かべながら「その中で選ばせてもらうと、晃(中村)さんですね。打席で粘られるし、長打とホームランもある。追い込んでから変化球も拾われ、かといって内角を突くと、スタンドに運ばれる」と打ち明けた。

 第2位は角中で、「打順に応じた打撃をしてくるし、一発がありますから。本当に対戦したくない打者の一人ですね」。
中島については「あまり打たれたイメージもないし、あいつは同級生だから大丈夫です」と冗談交じりに答えたものの、「ストライクかボールか微妙なコースの球をカットしたり、ファウルで粘る。面倒ですね」と本音も漏らした。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161007-00000524-sanspo-base

中島の名前間違ってるやん…