阪神・北條“ショート確定”にほくそ笑む他球団 成長認めるも守備では鳥谷が上
阪神の遊撃レギュラー争いは、14年目の鳥谷敬内野手(35)と5年目の北條史也内野手(22)の間で激しい攻防が繰り広げられるとみられていたが、
金本知憲監督(48)が2月28日にあえて“北條優勢”を明言。指揮官の真意をめぐって周囲が騒がしくなっている。

昨秋、金本監督と鳥谷が面談し、その場で圧倒的な結果を残さない限り厳しい状況になる旨は伝えられていたが、開幕まで1カ月というタイミングで改めて最後通告を行った形。
鳥谷は「ポジションを決めるのは自分ではない。あとは監督が決めるのでは」と話すが、不測の事態が起きない限り開幕ショートを北條に譲る可能性が高い。

だが、この報道に他球団がほくそ笑んでいる。セ某球団の幹部は「悪いけど、鳥谷が遊撃でスタメン出場しない限り、今年も阪神は厳しい」とバッサリ斬った。
北條については「特にバッティングの成長は著しいね」と認めるが、守備に関しては「完全に鳥谷の方が上。内野の布陣がなかなか固まらない段階で彼が(守備の要である)ショートにいないのは、相手からすれば楽」と断言。
遊撃争奪戦の結果は、そのまま金本阪神の命運を左右するといっても過言ではない。 (山戸英州)
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