ヤクルトD2・星、初実戦で2回1安打無失点 最速151キロも「50点」

ヤクルトは4日、ソフトバンクとのオープン戦(鹿児島)に9−4で勝利。六回からは2番手としてドラフト2位・星知弥投手(22)=明大=が登板した。首脳陣の期待も大きい右腕が、プロ初実戦で2回1安打無失点、3奪三振と好投した。
マウンドに上がった星が最初に迎えたのは、2015年にトリプルスリー(打率3割、30本塁打、30盗塁)を達成した柳田だった。日本代表経験もある強打者に対し、直球を2球続けて右飛に打ち取ると、続く4番・吉村は投ゴロ。
5番・中村晃には、この日最速となる151キロの真っすぐなどで押し、空振り三振に斬った。
回は先頭・明石に四球を与えるも、上林、甲斐を連続空振り三振。本多に右前打を浴びたが、上田の好返球で走者は本塁憤死。無失点で切り抜けた。

 初実戦で好投も、右腕は「ここ一番での変化球の精度が低すぎる。今回は真っすぐで三振を取れたので、次回は変化球で三振を取れるようにしたい。きょうは高い点数はあげられないです。50点ぐらい」と反省を口にした。

 真中監督は「最初の登板でボールも強かった」と評価。伊藤投手コーチは「しっかりと腕を振ってストライクゾーンに投げられるのはいい。落ちる球も練習している。試合の中でたくさん投げて、練習してほしい」と期待した。
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