阪神・藤川 ソフトB戦3者連続三振も首脳陣「起用法」明言しないワケ
昨年は5勝6敗3セーブ、防御率4・60と不振に泣いた藤川だけに、この復調ぶりはチームにとって何よりの朗報。
当然、勝ちパターンの中継ぎエース起用が本命視されるところだが、この日、香田投手コーチは「7回からの藤川は決定? そういうところに(藤川が)入ってくれるのなら我々としてはありがたい」と“当確”を明言せずに微妙な言い回しに終始した。
これについて藤川と親しいフロント関係者は「球児がどうこうというよりも首脳陣の本音は若いヤツをそこにはめたいと考えているから。今(右腕の)松田も調子がいいし、ただでさえ、右のリリーフはマテオ、ドリスと(二軍調整中の)メンデスと揃ってはいる。
もちろん、球児の力も当てにしているが、どこかで若手にシフトしたい部分があるから明言しないんでしょう」と分析。「球児もその辺は敏感に分かっていると思う。これも競争だから。でも、アイツは今年しっかりと仕事できますよ」というが、どうなるか。
場合によっては「便利屋」起用もありうる藤川。キャンプ中には「若い選手が今年、大事な場面で投げることがあるかもしれない。でも、ドンドン出てきて頑張ってほしいんですよ」と自分への「刺客」を歓迎していたが…。
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