「ユニホームを脱ぐ決意をしました。すっきりしています。重荷が下りた気もしますが、寂しい気持ちもあります」と語った。15年9月に右肩を手術し、同年に中日を退団。無所属のまま復帰を目指してトレーニングを積んでいた。
カットボールを武器にNPBでは通算117勝(76敗)をマーク。08年オフにFAでブレーブスに移籍し、メジャーでも通算8勝を挙げた。12年に中日に復帰。
13年オフには一度、戦力外通告を受け、引退会見も打診された。それでも球団フロントが一新されると、再契約。しかし、かつての輝きを取り戻すことなく、15年は2軍戦も含めて登板がなかった。
引退の決断を後押ししたのは、侍ジャパンの奮闘で「WBCでの選手のガッツや
投球を見て自信がなくなった」と説明した。今後はこれまで同様、野球評論家として活動する。
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