ソフトバンク・スアレスとおばあちゃんの90の縁
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170715-01854338-nksports-base

 先日、九州新幹線の車内でこんな光景があったという。沈んだ表情をした90歳のおばあちゃんが娘とともに博多行きの
列車に乗っていると、筑後船小屋から乗り込んで来たのは、右肘のリハビリ中のロベルト・スアレス投手だった。

 おばあちゃんはスアレスの大ファン。声を掛けると、博多駅で快く記念撮影に応じてくれ、おばあちゃんに久しぶりの笑顔が戻ったそうだ。

 実はこのおばあちゃん、昨年4月の熊本地震で被災し、61年近く住んでいた自宅が半壊。壊れた家の解体を見届け、福岡に住む娘の
家に身を寄せるため、熊本に別れを告げ、福岡に向かっていたところだった。愛着のある自宅がなくなり、車内では暗い表情を浮かべてい
たが、偶然乗ってきたスアレスが、おばあちゃんの沈み切った心を救ったのだ。