2回先頭で打席に立ったアマダー。カウント1―1からの東浜の3球目が内角高めに来てのけるようによけ、軽くにらみつけた。
2球後の5球目、2―2から同じような球が頭部付近に来ると、アマダーは大激怒。ヘルメットを取ってマウンド方向へ走っていくと、制止に入った両軍ナインを次々に押し倒していった。
球界最重量135キロの助っ人が大暴れし、ウィーラーやペゲーロらが抑えてけが人などは出なかったが、丹波球審から退場と警告試合が宣告された。試合後アマダーは報道陣の質問にも答えることなく、無言でバスに乗り込んでいった。

 8月27日の日本ハム戦(コボパーク)でも上沢に同様のボールを投げられ、マウンドへ数歩詰め寄って、怒りを表していたアマダー。
梨田監督は「コボパークで上沢のボールがあったからだと思うけど…。チームは違ったけどそういうイメージはあったと思う。
でもああいうことは出来るだけ避けないといけない。勝てないストレスもあるのかもしれないけど、退場にはなってはいけない」とガックリだった。

 7試合ぶりに4番に座りながら、第1打席の途中で退場した助っ人に対し、池山チーフコーチも「(東浜ではなく)ボールに向かっていって欲しかった」と苦笑いするしかなかった。
http://www.hochi.co.jp/baseball/npb/20170901-OHT1T50316.html