ロッテが23日、オーナー代行に関する異動人事を発表し、重光昭夫氏(63)に代わってロッテホールディングス取締役の河合克美氏(65)が代表取締役オーナー代行に就任したことを発表した。この日行われ、臨時株主総会および取締役会で報告されたもの。

 河合オーナーは球団を通じコメントを発表し「このたび、千葉ロッテマリーンズのオーナー代行を務めさせていただくことになり、身が引き締まる思いです」と決意表明。
「地域に根差し、多くの熱いファンの皆様に支えられているマリーンズが、さらに強く魅力的で『夢と勇気』を提供できる球団であり続けるよう力を注ぎたいと考えております。
そして球団が、ロッテグループの企業ブランド価値向上の要となるようバックアップさせていただきますので今後とも宜しくお願い致します」とファンに呼びかけた。

 球団によると、代表取締役の重光氏本人より、代表権およびオーナー代行職を返上する旨の申し出があり、これを了承したという。重光氏は朴槿恵前政権を巡る国政介入事件で、贈賄の罪に問われており、13日にソウル中央地裁で懲役2年6月の実刑判決を受けていた。
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