元東京ヤクルトスワローズの中島彰吾投手が今季からオランダリーグの「デ・フラスコニンフ・ツインズ」でプレーすることを球団公式サイトが報じた。
同球団には2016年に上園啓史、2017年には山下大輔と日本人選手の所属経験があり、中島の獲得によって同球団に3年連続で日本人選手が所属することになった。

 中島は福岡・大牟田高、福岡大を経て2014年の育成ドラフト1位でヤクルトに入団。その後、ファームで結果を残し続けて2016年には支配下登録、1軍デビューも果たした。しかし、2017年は2試合の登板に留まり、オフには戦力外通告を受けていた。

 昨年11月に行われたトライアウトにも参加していたが、獲得を希望する球団はなかった。その後は台湾で転戦を続けるなど、海外リーグ移籍も視野に入れて現役続行を目指してプレーをしていた中島だが、同地での活躍がオランダリーグ関係者の目に止まったようだ。

 同サイトではヤクルトを「バレンティンも所属しているチーム」と紹介し、中島がオランダの誇る大砲の1人とチームメイトであったことを紹介。
また、2軍生活が中心となった中島だが、同サイトでは日本の2軍はオランダのレベルよりもかなり高いと日本球界を非常に高く評価している。

 今後は就労ビザが手配され次第チームに合流する予定となっているようで、新天地では即戦力として活躍することが期待されているようだ。
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