翌日俺は、前の学校の友だちと会う約束をしていました。
元クラスの連中です。以前より打ち合わせをしていて、みんなの予定を調整しての、軽いクラス会みたいなかんじ。
俺が居なくなってからの学校とかの話を聞いたり、居なくなった先生の話しなんかを聞いたりしてました。
それが午前中の話し。
午後にはなつきと、買い物がてらデートを観光。
っつっても、そんなに買うものもないので、とりあえず地元の最大手百貨店へ。
ABCマートや下倉楽器なんかを見て回り、俺となつきはある階層に存在する、とある水着店へ。
俺「そういやなつき、水着買った?」
なつき「んー……去年のやつまだ着れるし……大丈夫かなと」
俺はガックリしました。コイツ本当にうら若き女子か?女子大生か?
俺「さすがに去年のやつ一着じゃダメじゃねーか?3泊もするんだぞ?最低2着は無いと着るもんなくなっちゃうよ?」
なつきは俺の言葉に、うーんと悩み、
なつき「それじゃ、今買っちゃおっかな」
という訳で、試着タイム。
なつきは色とりどり、タイプ様々な水着を大量に抱え、試着室へ。
俺はその前に立って待ちぼうけ。1人で居ると明らかに浮いている男ですよね。水着コーナーって。
なつきは一着ずつ試着していきます。
ベアバックの赤色ワンピ、ベアミドリフの黒ワンピ、黒いチューブトップのビキニに黒のボーイレッグ。
ピンクのキュロパンビキニ、水色のフルバックビキニ、黒い布地に白いハイビスカス模様のタンキニetc.etc......
上げればキリないです。その全てを試着し終える頃には1時間ほどかかってしまいました。
俺「これがいいんじゃない?」
俺はそう言って一着の水着を。なつきは全力で拒否。
なつき「そんなの着れないよ!タンガなんて着れない着れない!」
タンガとは所謂、『後ろだけTバック』みたいな感じの水着で、それはもうかなりエロイんです。
少しずらしたら見えてしまうくらい。
俺「なんで?別にいいじゃん」
なつき「恥ずかしいもんは恥ずかしいの!これでいい!」
そう言ってなつきは、赤いハイビスカスの模様のブラジリアンカットのチューブトップビキニに決定。
ことのついでに俺の水着も購入。普通のサーフ型。
そうして2日目は終了。翌日には沖縄へ行くので早めに就寝しました。