作家の故山崎豊子氏によれば、終戦後、年の離れた子どもを産んだ30、40代の母親の比率が異様に多く、
そのほとんどが、出征前夜の十代の息子(ほとんどが童貞)と交わった結果だとか。
女性のご主人たちはとうに出征しており、近所の人も皆、子どもの父親がだれかはわかっていても
口に出さなかったとか。
本を書くにあたっての取材力が抜群だった氏の説なので、結構、納得させられます。