寒さや空腹・喉の乾きに耐える女の子
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炎天下、水分補給なしで激しく運動させられたり
雪の積もる中裸足・裸で連れ出されたり
食事を著しく制限されてしまったり カラハリ砂漠の北東でダイアモンド鉱山が発見されてから、
ここスワジランドには労働力として多くの奴隷がつれてこられた
極東の国々から誘拐された奴隷たちは船に揺られこの港で降ろされ
砂漠を隔てて丁度反対側にある鉱山へと連れて行かれる
奴隷船の劣悪な環境は度々地獄と形容されるが
砂漠を渡ることに比べればまだ生きた心地がする分ましである
今日もまた奴隷商人のグループと奴隷達が砂漠を渡っていた
灼熱の砂漠の中を一向はゆっくりと移動していた
首輪をはめられ、数珠つなぎに歩いている少年少女たちは
白いポンチョのような砂漠用の奴隷服を着ていた。
下着は剥ぎ取られてしまったのか付けておらず
裸足で灼熱の砂を踏みしめ、弱弱しく歩いている。
背には大きな荷物を背負わされていているが
両手には手枷をはめられ首輪と繋がっているため
少年少女の意思ではその荷物を降ろすことも出来なかった。
それを数人の奴隷商人がらくだに乗り鞭を構えながら監視していた。 「そろそろ喉が乾いたな、おいそこの奴隷女!こっちへ来い!」
奴隷商人がそういうと一番幼い奴隷の少女は奴隷商人の方へとぼとぼ歩いていった。
商人は少女の背負う荷物の蓋を開け、中に入っていた水筒を取り出すと
ごくごくと水を飲みはじめた。少女はハァハァと喘ぎながらそれを見つめていた、
少女も灼熱の大地の行進で喉が乾いていた。
「少し…ください」
商人が飲み終えたのを見計らい、少女はか弱い声で懇願した。その瞬間。
ピシッ!鋭い鞭が唸った。
少女はとっさに身構えたが、首輪に繋がれた手枷によって阻まれ逃れられなかった。
「うぅ…」悶える少女に奴隷商人は表面的には優しい口調で
「この水はお前らにやるものではないんだよ。
あとで君たち専用の水をあげるから楽しみにしてなさい」
と言った。他の奴隷たちはそのやり取りを見てみぬふりをしていた。
なぜなら考えられることは暑さと喉の渇きと鞭から逃れることだけだったからだ。 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています