普段から家族の中で一人差別され、飯も白米と味噌汁しか食べさせてもらえない。
節分の日に鬼役を押し付けられて、頭にクラッカーを二つ付けたゴム紐を顎にかけて角を作り、
トラ柄のパンツが無いからと全裸にされて、工事用のトラテープを胸の周り一周、
へその下からワレメを通って尾てい骨まで一筋貼り付けられ、
雪の降る寒くて真っ暗な外に放り出され、家族皆から豆を投げ付けられる。

家族は満足して団欒に入っても一人鬼の格好のまま家に入れてもらえず、
結局そのまま忘れ去られて朝になるまで惨めな格好のままで雪降る庭にうずくまって震え続ける女の子。