(時事通信-2012/01/16-19:14)
東京都昭島市のアパートで見つかった腹などを刺された男性遺体について、警視庁捜査1課などは16日、身元を居住者のタクシー運転手矢口行さん(49)と確認した。
死後数日が経過しており、死因は首を切られたことによる失血死とみられる。
同課は、元交際相手の女性が事情を知っている可能性もあるとみて話を聴いている。
同課などによると、矢口さんは寝室の簡易ベッドの上に全裸で倒れており、別の部屋に血の付いた包丁(刃渡り十数センチ)が落ちていた。
室内に血痕があり、足に血液が付着していたことから、矢口さんが自分で刺した後に室内を歩いた可能性があり、同課は自殺と事件の両面で調べる。
遺体は局部が切り取られ、ベッドの下に落ちていた。出血が少ないことから死後に切られたとみられる。室内に物色されたような跡はなかった。
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2012011600773