>>446の続き
腹筋・背筋・腕立て100回ずつを命じられる。
しかし、先輩によって、「十分に体が起きていない」や「声が小さい」
と判定されれば、罰を受けるとともに、連帯責任で1からやり直しなのだ。

掛け声をかけ、背筋を始める。
20回ほど行ったところで、一人の少女の顔面が蹴りあげられる。
上体が十分にあがっていないと言うのだ。
「ありがとうございます」と言って、背筋を1から始める部員達。
どんなことでも、新入部員は逆らってはならず、「ありがとうございます」というのが義務になっているのだ。

それから数分もしないうちに、別の少女のケツの穴に、竹刀がつきたてられる。
奇声を上げる少女、その少女は髪を鷲掴みにされビンタを食らった。
「馬鹿!それぐらいの声を出せ!」
と先輩から叱責を受ける。お礼をいい、叫び声のような掛け声を出し、また1から始める部員達。

その後も、駄目出しにあう新入部員達。
ある者は、遅いと、グランドを引きずられ太ももに大きな擦りキズを負い砂まみれとなり、
またある者は、ケツの穴に竹刀が幾度となく刺さり、股間に得体の知れぬシミを作っている。
新入部員は、体力を消耗し声を枯らしている。
「昼だ!」との先輩の号令で昼食休憩となった。
しかし、新入部員にとって、昼食もまた過酷なのだ。