【部下35歳♂】年下の女性上司【上司19歳♀】
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体験談、妄想を語ってください。
実質Part.2スレ。
沼正三の「ある夢想家の手帖から」「ある派出夫会の設立案」をテキスト化してみた。
うp出来る限り、うpしてみる(沼自身も別人?の天野哲夫の文を引用してるし)
…私の提案しようとすることは、もはやお分かりであろう。
マゾ男性を組織して派出夫会を作ろうというプランである。
ただ、その実現へのイニシアチヴをサド女性に取らせようとするところに、新提案のミソがある。
“ますらお”に縁の深い万朶(引用者注、原文カナで「パンダ」だが
ATOK2006だと「ばんだ」で変換できる)の桜と、『毛皮を着たヴェヌス』の
女主人公Wanda とにあやかって、会名は《万朶派出夫会》としよう。
嗜虐性を自覚自称する有能なる女性群が篤志家のマゾヒストの出資を待って会社を設立するのだ。
もちろん資力あるサド女性は歓迎する。将来の増資分などは女性株主だけを
予想しているのだが、設立の時にはマゾヒストで資力のある奴はできるだけ
利用してやるのである。経営はもちろん、女性一辺倒で、社長・副社長以下、全重役を
嗜虐女性で占める。
男性株主と応募者の中から、女重役の三倍ないし五倍の数の派出夫候補生を社員と
して採用し、エプロンを制服として、支給し、各重役の私宅に住み込ませて家事百般の
実地教習を授ける。訓練は猛烈、厳格、彼女らの嗜虐趣味を満足させるに足る。正常者は落後するがいい。
多少なりともマゾ素質ある者はこれに耐えて立派なマゾヒストに仕込まれる。
前記のように(二一章)召使い願望はマゾ段階としては初歩的軽度のものだから、
ここまで馴致することはべつに困難ではないのだ。訓練中は各重役家庭に順に回して、
各種の家風に慣れさせ、将来の派出夫活動に備えさせる。 七人の女重役が皆、数人の社員を訓練し終わったら、会社業務を正式に
開始し、派出夫の派遣を行う。訓練中につまらぬ男の見栄(男性的自尊心)など
完全にたたき出されてる連中だから、サービスは平身低頭、奥様連の自尊心を
くすぐるし、仕事ぶりも訓練を反映して、きわめて優秀である。今までの派出夫
とは比較にならぬ好評、注文殺到、おもしろいほどもうかる。
派出代金は会社に入って、各人には月給を与える。女重役は男社員より
はるかに高給だが、男たちには不平はなく、また許されもしない。
重役家には日直・夜宿の当番で無料奉仕せねばならぬ。
株はしだいに女重役名義に書き替えられてゆく。増資分も公開されず、
嗜虐女性だけに割り当てられる。会はふくれ上がってゆくが、それだけ女性が
男性を搾取して富んでゆくのである。
名が知られるにつれて、運営は楽になる。志願者の群れからマゾ素質者を
えり抜いた苦労は過去のものになり、入会志願者は初めから会の性格を知って、
ここに自分の天職を見いだそうとしてやってくるマゾヒストが主になってくる。
彼らとしても金を使って私娼の中に職業的女主人を捜すより、ここで社員に
なって、金をもらいながら、欲望を満たせるほうが好ましいのだ。寄宿舎ができて、
派出仕事のない間は女舎監の下で訓練される。それに、制服・定食。
こうして衣食住を確保されれば、薄給でも安心してこの会に飛びこめる。定年はないし、
かりに派出仕事ができなくなっても、幹部の女社員の家で恩給代りに飼い殺しにしてもらえるのだ。
もちろん、本職をなげうつ決心のつかぬ男もあろう。彼らのためには
アルバイト部があって、訓練が受けられる。唯一夜の満足を求めるだけの
者のためには、入社志願者テストの名目で、毎夜、攻め行事が行われている。
サド女性も評判を聞いて集まってくる。家事教授のできぬ女はないから、誰でも
男を教えられるだろうが、やはり、美貌と年齢の面で制限する必要はあるだろう。
若い白人女性・混血女性は特に優遇される。
彼女らはすべて幹部社員たる訓練員兼株主となって、虐待の快楽と搾取の利益をに均霑し得る。(続く…) 入会志願者がマゾ男性ばかりでは、じゃじゃ馬馴らしの本当の楽しみは
味わえぬと不平をもらす女性も出てくるかも知れない。そういう女性のためには
債務奴隷を手に入れるのだ。会社資金の一部で金融業をして、高利で貸しつける。
債務者にペコペコ低頭させるだけでもよい気持ちだろうが、支払い
不能の者が出たら、入会して派出夫として働いて返済する機会を与えるのだ。
そして例により厳格に訓練する。これはマゾ素質のない
者をマゾヒストに仕込むに等しいから、相当な興奮を与えるだろう。
もうかる商売と分かると、類似の組織がほかにも発足しよう。負けぬための
サービス強化が必要になる。“どんな酷使にも耐える”ための訓練が行われる。
それに、上流階級(在留白人を含めて)の精神的贅沢を満足させる
には、従来の派出夫的な家事奉仕だけでは駄目なのだ。
便所を定位置に、主人一家の尻拭きを専門にするトイレマンや、
さらには、呼ばれれば尿瓶を抱えて飛んでゆき、便所まで足を運ぶ
労を省かせる重宝なポットボーイが上流階級に常備されるようになるだろう。
“犬と一緒に訓練できる”という標語で登場した下働きと靴磨き専門の下男は、
宣伝を裏切らぬよう、訓練中の三ヶ月間、本当に犬小屋で起居し、残飯で生活し、
乗馬訓練員から毎日乗り回される。成熟した女性を乗せて馬場を一周できる実力を
持てば、坊ちゃん嬢ちゃん方のお馬になっても芝生を幾回りもできようというものだ。
この子どもたちは成人しても人間馬に乗ることを楽しんで、競馬大会なども催す。
自分で自分の尻を拭いたことのない人たちが騎手になって、《万朶会》厩舎の優秀馬が出場……(続く…) この時代になると、上流階級からの定需要が確立するから、会の経営は
いよいよ軌道にのることになる。在留外人が本国に帰ってから吹聴するので、
欧米でも有名になり、注文が来る。各国語を学ばせておき、旅券で出国するが、
実は向うの国に帰化させることが前提で、会には莫大な契約金が入る。
人身売買的輸出なのだが、本人が喜んでいる以上、政府も禁止しようがない。
こうして、《万朶派出夫会》は、日本中のマゾ男性と世界中のサド女性の
福音となるばかりでなく、新しい精神的娯楽を欧米および日本の上流階級の
人士に提供する。……楽しき未来幻想。
問題は、ある程度の規模ある恒常的組織として、この派出夫会
――特に訓練施設――を発足させることにある。いったん、成立してしまえば、
新陳代謝する人員を補給することは、マゾ読者の数から考えても決して無理ではなかろう。
(附記第一)
一つ、大切なこと。訓練員は派出夫要員に決して肉体的交渉を許さぬことだ。
派出夫はパジストでなければ派出された先で醜聞を起す。だから、訓練中もその点は
潔癖にやる必要がある。さもないと売春行為(初めは株主として出資させるから)と
見られて取り締まられる口実を与えることになるのだ。逆に、肉体的交渉さえ
なければ、警察の目を恐れる必要は少しもない。
家事教授は立派な名目だから、鞭を使って厳格にやったって
差しつかえのあるはずはない。トイレ訓練や家畜化訓練に至っては、
訓練員とはいっそう、人間的な心の通いが絶たれるのが本来だから、
訓練員のほうでその線さえ堅持すれば、男のほうがいくら興奮しても
これを風俗壊乱視することはできない。上流支配階級の風俗に
食い入ってしまえば、警察はもとより一指も触れ得なくなろう。
こんなプランである。後期の発展の空想はさておき、小規模の
発足自体は、単純なマゾクラブ設立案に比して(マゾを正面から
名乗らぬだけでも)はるかに実現性があると思うのだが。
――現に、空想漫画『ますらお派出夫会』が空想に終わらなかったではないか。(附記第二) まだ投稿できるかな?「附記第一」は未テキスト化なので、その附記第二のほとんどを。
附記第二 田沼醜男『派出夫会経理』は、この本文の趣旨に即して発表されたものである。
そのままの引用は差しさわりがあろうから、内容を摘要する。
━━二十歳から六十歳までの日本人成年男子の一パーセントを社員とし、
派出料一日五百円の低額で出す。三分の一あぶれる。それは一日百円で副業させる。
収入は月三十八億五千万円になる。派出夫は寄宿舎で最低生活だし、副業の農作物など
あるので食費は一日五十円。月五百円。税金・PR費・施設費を総計して月六億と見ると、以上の支出合計十三億円。
残る二十六億五千万円が支配者たる女性の取り分となる。
まず、訓練員はハイ・ティーンのお嬢さん方、一人で百人を訓練するので
三万五千人、その食費一日千円、初任給は中卒十万円、高卒十五万円、
大学卒二十万円、支払い総額は六億七千五百万円。
次に重役女性で、設立当初の五人のほか、訓練員からの抜擢組と
有名な映画女優や混血ファッションモデルなどで十五人、その月収は
各千万円、計二億円。以上の残額十七億二千万円を株主配当する。
株式は公開せず、嗜虐女性に割り当てられるのであるから、
ハリウッドの金髪サド女優がなんら労することなく極東のマゾ社員
三十五万人の膏血を搾ることもありうる。しかし、半数は重役女性の
手に握られており、重役は一人平均四千五百万円の配当、月給と合わせ
五千五百万円、男性社員一万人の月収を上回る。社運の前途は洋々である・・・・・・(一応オワリ。) ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています