小学校の高学年くらいまでかなり体が弱かった
まったく運動ができないわけじゃないんだが、ちょっとした風邪で40度クラスの高熱出すこともあって
自宅に絆創膏くらいの感覚で、当たり前のように座薬が常備されてた
小さい頃からずっと、熱が出るたびに母が座薬片手に頑張ってくれるんだけど
自分、挿れてもらうのがめっちゃくちゃ下手で
何回やっても力んで出ちゃうんだよね
1発で入れようとしても5、6回は外に出ちゃうので
小さいうちは我慢してくれていた母も、だんだんと「あぁ、もう〜!」と文句を言うようになった
とはいえ自分は高熱出てるしわざとじゃないから、悪いなとは思っててもなかなか直らなかったんよ
そしたら4年生の時だったかな
また熱が出て座薬を挿れてもらっている最中、2、3回目に外に出たところでついに母がキレた
布団に寝ていた体をくるっと裏返しにされて、四つん這いみたいな姿勢で尻を叩かれた
「こ・こ・に・挿・れ・る・の!こ・こっ!!わかる!?」
座薬を挿れる途中だったからもちろんこちらは生尻
肛門周りをかなりの力で何度も何度も叩かれた
ただ高熱のせいで痛みを感じなかったのか、不思議と母がやり方を教えてくれているような感覚だけが残り
母のおかげか座薬はすんなり入った
が…そのせいで次から座薬を1発で挿れないと
母は早々に挿れるのを諦め、前みたいに何度も尻を叩く準備を始めるようになった
どうしようもない高熱の時ならまだよかったが
自分にとって高熱かどうか微妙なライン(39度とか)だと、尻叩きの痛みがまったく消えてくれないので
熱出てんのに母には思いっきり尻叩かれて、「やめて、やめて」と泣きながら許しを請うた覚えがある
状況が特殊すぎて理解されないかもしれんが実体験