>>690
>>691
ありがとうございます。
では、お言葉に甘えて小説を書かせていただきますね。

題名『母は同じ年・美女レスラー』

アマゾネス穂波、28歳。
身長179cm、体重62kg。
スリーサイズは上から91、64、91cm。
色白の素肌と誰もが振り向くような美貌を兼ね備えた、女子プロレス最強の美女レスラーである。

俺は今、10年近くひそかに想い続けてきた同じ年の穂波と、プロレスのリング上で向き合っていた。
しかし、今の俺は馬の顔に似せたマスクをかぶり、ウマウマ仮面というなんともシュールな名前でこれから彼女と対戦することになっているのだ。
なぜ、そのようなシチュエーションになっているのか?
その理由は以下の通りである。

今から10年近く前、俺が通い始めた大学で女子バレーボールの試合が行われ、当時1年生ながら他大学のエースアタッカーとして活躍していた穂波を初めて見かけた。
その頃から色白の美しい顔立ちをしていた彼女に一目ぼれ。
以来、彼女の試合の時には必ず応援に行くようになったのだ。

しかし、大学の4年間で彼女とまともに話しをすることは出来ずじまい。
さらに、実業団チームに入ると思われていた穂波はあっさりとバレー界から引退し、しばらくの間彼女の消息は分からなくなってしまった…。

ところがその2年後…俺が25歳の時。
何気にネットニュースを閲覧していると、彼女がアマゾネス穂波というリングネームで女子プロレスの新チャンピオンになったという記事を見かけた。
美しさはそのままに、女子バレー時代よりも露出度の高いコスチューム姿を見た俺は、再び彼女のファンとして追っかけをするようになったのだ。
そして同時に、「いつかリングで彼女と戦いたい」という想いがわき起こり、俺は某インディー団体に入門することとなる。

そこから2年後…。
事態は意外な方向へと動き出すことになったのだ。